「投資を始めたいけど、証券口座の開設方法が分からなくて困ってる…」
「口座の種類が色々あって、何を選べばいいか分からない…」
こんな疑問をお持ちの方はいませんか?
今回はそんな貴方に向けて、この記事では証券口座の基礎と開設方法について解説していきます。
・投資の始め方が分からない方
・証券口座の開設方法が分からない方
・口座開設で失敗したくない方
はじめに|まず株式投資を始めるには、証券口座を開設しよう

よおーし!今から投資を始めるぞー!
お金をどんどん増やすんだ!



やる気になってるところ悪いんだけど、金欠郎くんは『証券口座』の開設はもう出来てるの?



証券口座?何それ?



まず株式投資を始める際には、『証券口座』を開設する必要があるよ!
今回は証券口座の基礎と開設方法について解説していくね!
そもそも’’証券口座’’とは?
証券口座とは、株式・投資信託・債券などの金融商品を売買するための専用の口座のことです。
株式や債券などの投資商品を買う際には、証券会社で『証券口座』を開設する必要があります。



銀行にお金を預けるには『銀行口座』を開設する必要があるのと同じように、株式や債券を買うなら『証券口座』を開設する必要があるんだ



ふーん、証券口座なんて知らなかったな〜
証券口座の種類について



よーし!証券口座をとっとと開設するぜー!
…って思ったけど、なんか色々と種類があるみたいだよ!💦



証券口座にも色々と種類があるから小難しく見えるかもしれないけど、意外と内容はシンプルだよ!
銀行口座では『普通預金口座』や『定期預金口座』などの種類があるように、証券口座にもいくつか種類があります。
それは、『一般口座』と『特定口座』と『NISA口座』と3種類です。
簡単にそれぞれ解説します。
① 一般口座
- 損益計算や確定申告を自分で行う必要があります。
② 特定口座
- 証券会社が年間取引報告書を作成してくれるため、確定申告が不要(源泉徴収ありの場合)。
- 「特定口座(源泉徴収あり)」を選択するのが一般的。
③ NISA口座
- 投資で得た利益が非課税になる制度を利用できる専用口座。
- つみたて投資枠・成長投資枠の2種類あり、非課税で資産運用可能。
今から始める人は『特定口座』と『NISA口座』を開設しよう!



3種類もあるのかー!結局どれを選べばいいの〜💦



結論から言うと、今から投資を始める人は『特定口座』と『NISA口座』の2種類を開設したほうがいいよ!
『一般口座』は使い勝手が悪いから、あえて一般口座を使う必要がないんだ。
一般口座が不要な理由
・利益が出た場合、自分で1年分のすべての取引損益を計算し、確定申告をしなければならない。
・「年間取引報告書」が発行されないため税務手続きが面倒。
特定口座が必要な理由
・『源泉徴収あり』の設定にしておけば、儲かった際に証券会社が税金の納付を代行してくれる。
・確定申告が不要になる。
NISA口座が必要な理由
・儲けに対して税金が掛からなくなる。(外国税は除く)
(参考記事)【初心者向け】投資家の味方、NISAとは?メリットと注意点について徹底解説!



ふーん、『一般口座』なんて名前だったから、証券口座の中では一番スタンダードな証券口座だと思ってたけど違うんだね💦



うん、その点に関しては多くの人が勘違いしてしまうところなんだ。
むしろ『特定口座』のほうが、実は銀行預金でいう『普通預金口座』ぐらいのスタンダードさだよ。
証券口座の開設方法(準備〜投資スタートまで)



でも証券口座の開設って難しそうだな〜
俺にも出来るのかな。。。



証券口座の開設はそんなに難しくないよ!
今から説明していくね
まず口座を開設するには、どこの証券会社で開設するかを選ぶ必要があります。
今から投資を始める人は、圧倒的にネット証券をおすすめします。
ネット証券とは、インターネットを通じて株式や投資信託などの金融商品の取引サービスを提供する証券会社のことです。
ネット証券で代表的なのはSBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券などです。
- 取引手数料が安い
⇨ネット証券は店舗維持費や人件費などのコスト削減が可能なので、店舗型の証券会社に比べて手数料が圧倒的に安く設定されています。長期運用や頻繁な取引をするほど、手数料の安さは最終的な資産増に有利に働きます。 - いつでもどこでも取引できる
⇨パソコンやスマートフォンがあれば、都合の良いタイミングで入金・注文・取引ができます。営業時間や窓口に縛られないので、忙しい人でも使いやすいです。 - 商品やサービスの選択肢が豊富
⇨ネット証券は株式・投資信託・ETF・外国株など、取扱商品のラインナップが充実しており、自分の投資目的やリスク許容度に合わせて自由に選ぶことができます。ポイント投資やミニ株(単元未満株)などのサービスも充実しています。



ネット証券はコストが削減されてるから取引手数料が安いし、パソコンやスマホがあればいつでも取引ができる。
今から投資を始めるならネット証券は外せないね。
開設するネット証券が決まれば、次は開設のために必要な書類を準備しましょう。
以下のものがあれば大体のネット証券で開設可能なはずです。
- マイナンバーカード(または通知カード+身分証)
- 運転免許証や健康保険証などの本人確認書類
開設に必要な書類が準備出来たら、次は口座開設をしていきましょう。
ネット証券なら公式サイトからオンラインで申請可能です。
1. 本人確認書類・マイナンバーの氏名・現住所を正しく記入する
提出する本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)と申込フォームに入力する氏名・住所・生年月日が完全に一致していないと口座開設は出来ません💦
特に番地や建物名の入力ミスや旧住所のまま提出することがよくあるミスです。
提出前に必ず両方を見比べて確認しましょう。
2. ログインID・パスワードは確実に保管しておく
口座開設後に証券会社から発行されるログインIDやパスワード、暗証番号は後から再発行が面倒かつ、取引に必須なので、保存場所を決めてしっかり管理しておくようにしましょう。
特にメール・書面で届いたIDは紛失に注意してください。
3. メールアドレスの間違いがないか確認(認証コードの受取に必要)
申込時に登録するメールアドレスに認証コードや口座開設通知メールが届くため、入力間違いや受信拒否設定があると手続きが進みません。
使用可能なアドレスを必ず入力し、届かない場合は迷惑メールのフォルダ内にもないか確認をするようにしましょう。
4. 証券口座の種類は『特定口座(源泉徴収あり)』と『NISA口座』を選択する
先程解説しましたが、証券口座の種類は『特定口座(源泉徴収あり)』と『NISA口座』を開設するようにしましょう!(一般口座は不要)
理由は先程解説した通りです!
各証券会社の口座開設方法は以下で閲覧できます。
SBI証券での口座開設の流れ(※SBI証券の公式サイトに飛びます)
楽天証券での口座開設流れ(※楽天証券の公式サイトに飛びます)
マネックス証券での口座開設流れ(※マネックス証券の公式サイトに飛びます)
松井証券での口座開設流れ(※松井証券の公式サイトに飛びます)
口座の開設手続きが出来たら、あとは口座が出来上がるのを待ちましょう。
- 通常、数日〜1週間程度で口座開設完了
- ログイン情報が郵送またはメールで届く
口座の開設が完了したら、証券口座にお金を入金して取引をスタートしましょう!
銀行口座から証券口座に資金を入金したら、投資を開始できます。



証券口座にお金を入金出来たら、『投資信託』『上場企業の株』『債券』などの様々な投資商品に投資可能だよ!
まとめ|証券口座開設は、資本家になるための第一歩!



直樹、ありがとよ!
証券口座の開設がこんなに簡単だったなんて知らなかったよ!
これで投資を始められるよ!



上手く口座開設が出来たみたいで良かったよ!
証券口座の開設は、ゴールではなくてスタートだからね!
これから投資を実際に始めてみて、時には失敗しながら投資を学んでいきながら長期投資による旨みを享受していこうね!



今回は以上です。
証券口座開設は、最初は面倒に感じるかもしれませんが、労働者から資本家側になるための重要な第一歩です!
なので面倒だと諦めずに、正しく口座開設して早く資産運用出来るように準備しておきましょう!
ここまでご覧いただきありがとうございました!